99番を聴く

ひょんなことからやってきたGRADOのヘッドフォン、HF-2。
なんとこのシリアルが99という・・・。


α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

カラっとした鳴りで、低域はズッシリと重い。ノリも良くてベビーPS1000の異名は伊達ではない楽しんで聴ける1本だと思います。

Westone ES5 雑感


α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

到着から2週間ほど経過し、デフォルトのケーブルで念のため100時間以上鳴らした状態で書いておこうと思います。ケーブルのエージングでどこまで変わるかな?という部分もありましたが、基本的にほとんど変わって無いなあという印象です。主な使い方としては、iPod蔵直差し、iPodMacからArrowやfi.Q経由で使っています。音量は取りやすく直差しだと4割くらいのボリュームで充分です。そのためPHPA経由で使う場合は音が出過ぎて逆に音が取りづらいというケースも発生する可能性が考えられます。

・装着感とコツ
初めはやはり装着に手間取りましたが、慣れるとそんなに時間をかけずに装着が可能となりました。コツとしてはそのままグイッと持って行くのではなく完全に装着した状態の半回転ほどずらした状態で耳へ持って行き、ねじ込むとスルっと入るような感じになります。
非常にピッタリな分、最初は耳の中への異物混入感みたいまものがありましたが耳も慣れるようで使い続けると全く気にならなくなりました。

・音質、音調
その高い遮音性故に、S/N比も非常に高くユニバーサル型のイヤホンでは体験できないものがあります。音のバランスはほぼフラットで若干音色としてはウォームよりと言えます。空間表現は広くも狭くもなく一般的なものだと言えます。
音の実体感としては薄めですが、そのため見通しが非常によく細かな音まで出ており、籠る事もなく全域でフラットにカッチリと鳴らしていると言えます。
淡々と鳴らしていますが、S/N比とその過不足なくバランス良く出ている音により逆に曲によればグッと引き込まれることも多く、電車内や雑踏の中でも楽しくリスニング可能となるのは流石カスタムIEMとなりますね。

・もっと早くに作っておけば
遮音性が高いのは予想していましたが、WestoneのカスタムIEMはそれ以上で密閉型のヘッドホンのそれより上だと言う事が分かりました(比較対象Edition8、Z1000等)。当初は節電猛暑中なヘッドホン使用がつらい時期に使ってようという目論見でしたが、気分を変えたい時以外は普段外ではES5で良いやという感じもしています。
耳型を用意しないといけないし、完成して自分のところに来るまでメーカーにより差がありますが2週間から一カ月前後かかるため今まではそのうち作ればいいやと考えていました。が、実際作ってみるとなんでもっと早くに作って無かったんだと思わざるを得ない結果にw

Westone ES5 ロールアウト

と言う事で夏休みの宿題が完了。

  • 7/23に耳型を採取。
  • そのまま販売店に送付
  • 8/24に販売店から発送
  • 8/25着

というような流れです。早ければ2週間ほどで出来ると言われていますが、代理店の経由などあるので約一カ月かかった格好ですね(盆休みもはさんだし)。カラーは両方ともMerlotでカスタムアート等のオプションは無しにしました。

まず関心したのはその装着感というか吸着感と言うべきかも?。非常にピッタリ。緩くもきつくも無い。そのため装着するのも外すのもワンタッチとは行かず、それなりにコツが要りますが巧く耳に入るとスルっと滑り込むようです。インプレッションを赤羽で採取するときに事前に情報を精査して割り箸一本噛んで採ったのが良かったのかもしれません。
WestoneのESシリーズはソフトシリコンのノズルでかつ長い事もあってか遮音性が非常に高くもうユニバーサルのイヤホンには戻れないなと言う気がしていますね。

とりあえずはデフォルトのクリアケーブルのまま鳴らし込んでいきましょう。

Westoneラボツアー

engadgetがWestoneのカスタムIEM製作現場を動画でレポートしてました。

Westone lab tour: how in-ear monitors are made, from impressions to impressing (video)

へえ自分のもこうやって作られてるのかあ。
ということは?

余談ですが、このラボにはポタアンのSR-71A等を作っている、RSAの据え置きアンプがあるように見えます。ボケているのではっきりそうとは言えませんが、形状など見る限りはそうだろうなあと。プリアンプのApacheだと思います。