Play On

Play On
「Play On」
 [CD]
 アーティスト:Carrie Underwood
 レーベル:Sony
 発売日:2009-11-03
[DISC1]
1.Cowboy Casanova
2.Quitter
3.Mama's Song
4.Change
5.Undo It
6.Someday When I Stop Loving You
7.Songs Like This
8.Temporary Home
9.This Time
10.Look At Me
11.Unapologize
12.What Can I Say (Featuring Sons of Sylvia)
13.Play On

カントリーも聴くよなんて話をすると、ん?というような顔をされる事も多いけど周りのイメージはどんなもんだろうか?。必ずバンジョーアコーディオン、ハーモニカ等が演奏に加わったりウェスタン風のオヤジさんがギター一本で弾き語り・・・なんてのが大半のイメージらしいが実際はそうでもない。一応カントリー歌手と言われていても歌詞の内容だけで曲調はゴスペル風だたりポップス風だったりと説明が難しい部分もあったりしますね。
そんなカントリー歌手の一人として本国で絶大な人気を誇るのがCarrie嬢。過去カントリーの女王としてFaith Hillを紹介した事がありますが、既に女王の貫録は十分と言うほどの歌い方で時には聴衆を圧倒し時には癒しを存分に与えてくれるのが彼女の持ち味で、アメリカンアイドルを優勝し、グラミー賞では最優秀新人賞と最優秀女性カントリーボーカルパフォーマンス賞を受賞するなど輝かしいキャリアの持ち主でもあります。その彼女の3rdアルバムがPlay Onです。
リードシングルのCowboy Casanovaから始まりますが、彼女の圧倒的な存在感をいきなり味わうことが出来るでしょう。と思えば2,3曲ではまた表情が変わるところが面白い。MAMA’s Songではしっとりと歌いきりますが、余裕の歌唱力に安心感すら覚えてしまいます。そしてChangeはまた存分にパワーを前面に出し切り訴えかけてくる・・・。というような流れで13曲様々な彼女を堪能することが出来ます。カントリーに食わず嫌いな面を持っている人も、今回初めて知った人にも是非聴いて貰いたい一枚です。