自分色を手に入れる

プリプロダクト機を試聴したのが約9か月前、最終プロダクト機を聴いたのが7か月前。
思えばそれよりももっと前に試作機を聴かせてもらったのが全ての始まりでした。初めはそんなモノ出来るはずがないと思っていましたし、初期の試作機を聴いた段階ではあのサイズでこれではガッカリだな・・・と印象しかありませんでした。しかしその後のコテさんの行動力を目の当たりにし、プリプロダクト機を聴いた時点でこれは良いものが出来るという確信に変わっていました。
またSR-71A改の制作も忙しい合間にトライしてもらい恐縮でしたが満足のいくものが出来、全幅の信頼がおけるラボの一つとなっていました。

そして昨日ついにfi.Qの量産機が届きました。各ユーザーの元に賽は投げられた状態です。これで終わりではなく、これからが新たな始まりとなるでしょう。素体そのままを楽しむ人、とりあえずオペアンプのローリングをしてベースを確認する人、既に準備は万端でBG化やチャンポン化を行う人・・・と言う風に。そしてその結果新たなフィードバックが行われ二期からの改造指標もたくさん提示されて行くことは予想に難くありません。

その結果自分色のfi.Qを作り上げる楽しみはもちろんの事、そのオーナーの色を持った様々なfi.Qが聴けると言う事も楽しみでなりません。