ROOTS & GROOVES

Roots and Grooves
「Roots and Grooves」
 [CD]
 アーティスト:Maceo Parker
 レーベル:Intuition
 発売日:2008-02-12
[DISC1]
1.Hallelujah I Love Her So
2.Busted
3.Them That's Got
4.You Don't Know Me
5.Hit the Road Jack
6.Margie
7.Georgia on My Mind
8.What'd I Say

[DISC2]
1.Uptown Up
2.To Be or Not to Be
3.Off the Hook
4.Advanced Funk
5.Shake Everything You Got
6.Pass the Peas

私の小さい頃からの憧れの人の一人、生ける伝説Maceo Parker御大のアルバムを今日は紹介しましょう。実は先週の日曜に東京ブルーノートで御大とCandy姐さんの極上ファンキーライブを堪能してきたのもあってこのアルバムを紹介する次第です。
今更説明の必要は無いとは思いますが、御大はサックス奏者でありファンクミュージックの第一人者と言えるでしょう。JamesBrownのホーンセクション指揮し、Princeのライブにも参加したりと有名ですよね?とは言え知らない人も多いでしょうから、このアルバムをチョイスしました。ライブ録音アルバムで二枚組。聴衆の拍手や歓声が入るのでそれが嫌いな人にはオススメ出来ませんが、録音状況が最近のであることもあってとても良く楽しめます。また値段も高くないのでとりあえず買ってみようか?というような方にもオススメしやすいw。
二枚のCDには各々名前が付いています。Disc1はTribute To RayCharlesでその通りRay Charlesの名曲を彼らしいアレンジで演奏し歌やピアノをサックスで置き換えますが、彼自身も歌を歌います。Disc2はBack To Funkで、自身からの選りすぐりの名曲を集めた構成になっています。
結構みんな意外に思うのは、サックス奏者は歌を歌わないものだということですね。でもMaceo御大もそうだし、Candy姐さんも歌を歌いますよ。まああれだけ演奏で吹奏するわけですから肺活量は抜群だし歌も問題無くというわけなんですよね。
Disc1も良いんですがやはりオススメはDisc2。全曲もうファンキーと言うしかないしCDの中の聴衆と同じように熱狂でノリノリになるのは間違いないです。尺は長いですがPASS THE PEASを聴くべきです。まあこれを知っておけば御大を語っても良いかもしれませんね。とにかくカッコイイに尽きます。
全曲を通して少しどれも尺が長いな?と感じた人も多いでしょう。実は長いのには訳があってただMaeco御大のサックスだけが目立って最後まで演奏するのではなく、各楽器に見せ場を用意してあるので微妙にどの曲も長かったりします。
何もかも忘れてただ音楽を聴いていたい、そんな時にたまにはこんな一枚もどうでしょうか?
また出来るならスピーカーで聴いて欲しい。より臨場感、一体感を味わえますね。

α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro