BRAINSTORM DCD-8を使いこなすその3
さて文章だけになってしまいますが、書いておきます。現環境でMacからPCオーディオを行う場合のDCD-8への接続方法はMacから直にTOS-LINK接続、FireWire接続、AMEからのTOS-LINK接続などが上げられます。
その中で聴き比べたうち、個人的にはFireWire接続でDCD-8に接続しクロック打ち直し後にDACへ送るのが音質良く好みだったのでこれから自分の環境でのPCオーディオはこの接続方法で行くことにしました。
まず注意点が一つありMacからのDCD-へのFireWire接続はクロック打ち直しは出来ますが同じサンプリングのみでアップサンプリングは出来ません。もし44.1kで出力するとDACへも44.1kでしか出力できません。なぜか制限事項として存在するようです。
そして設定が結構めんどくさいw。ということで個人的備忘録的にも書いておきます。
- 本家からドライバをDLして、インストール
- DCD-8にFireWireケーブルで接続する(400-800ケーブルでも問題無く認識する)
- ユーティリティーより、Audio Midi設定を開く
- メニューより ウインドウ > オーディオウインドウを表示
- BRAIN STORM DCD-8を選択し、出力の設定から、スピーカーを構成...を開く
- 8chの出力と認識されているが、それぞれが各出力に当たるので注意。○左フロント-1右フロント-2:AES/EBU2、○左フロント-3右フロント-4:AES/EBU2、○左フロント-5右フロント-6:S/PDIF or 光、○左フロント-7右フロント-8:AES/EBU3
- DCD-8のMenu06よりOptical → 1394 → AESに設定する
- DCD-8のMenu05よりAESのアウトをAに設定する
- DCD-8のMenu01よりBrainstormのサンプリングレートをMacから出力しているレートに合わせる
と以上のように設定することでMacからのPCオーディオが完結出来ます。FireWire接続すると8chで認識し各出力が上記のように割り振られるので、DACへの接続形態によってどれにするか注意が必要なのと、DCD-8内での経由設定が複雑なのでそこにハマらなければ問題なく使用できるでしょう。