ULTRASONE edition10発表会へ行ってきた

と言うことで午後からの発表会&試聴会へ青山まで行ってきました。試聴CDやその後オフ会がある事を鑑みて他のモノも持って行ったのでカメラ機材は一切持って行きませんでしたから何も写真はありませんw。
で発表会の内容はUSTで配信されているので割愛し、試聴の雑感だけ書いておきます。
まず試聴機は5台用意されていましたが、4台を据え置き、1台をMiniジャック変換でポータブルでという構成だったので持ち込んだCDでこの4環境で聴きました。聴いた曲は絞って二曲のみ。
水樹奈々ULTIMATE DIAMONDから深愛
CARRIE UNDERWOOD:PLAY ONからCOWBOY CASANOVA
となります。プレイヤーはCHORDのCodaを据えて、各外付けDACとヘッドフォンアンプが違う一般的には贅沢な環境でした。曲の狙いとしては水樹奈々の声をどう表現するか、CARRIE UNDERWOODではそのパワフルな音作りをどう表現できるかを狙った感じです。
まず気になったのが高域の刺さり具合が大きいと言う事、また低域も沈まず残念な感じに。深愛の前奏は綺麗に始めるのですが、歌が始まるとどうも奈々様の声がきつくなります。またCARRIE嬢のパワフルさもあまり前に出てこないので環境によると相性が悪いものもあるように思えますが全体的にパワーが足りない。またこの鳴り方はトータルで見るとEdition8初期に近い印象です。まあ形や素材に似ている部分があるのでそうなる?という気はしますが、7や9の独特の音作りとは方向性が違うとは簡単に言えてしまうでしょう。
また、ヘッドフォンによるとその色が濃くどんなもので鳴らしても同じような鳴り方をするモノもありますがEdition10は各環境でスピード感や音色がかなりコロコロ変わっていたので上流に追随するヘッドフォンだなと言えますね。
でそうなると価格の折り合いと下手したら自分の好みの音に近づけるために環境までも変えなくてもいけない可能性が出てくると言うこと。Edition10自体29万4000円(税込み)ですか、かなりの覚悟が必要になりますが、私ならNikonのフルサイズ機と85mmのレンズを用意するかな?(え