P3でのバッファー考


α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

100mmの焦点距離を1/25のSSでシャッター切ってもブレないのは流石手ぶれ補正ボディのおかげ!ではなく、LEDの光り具合を出すためには1/25くらいのSSは欲しいのですよ・・・という話しでも無く・・・。写真の通りバッファーについてちょっと書いておきましょう。
見てもらえれば分かりますが、馬鹿なの?死ぬの?状態ですか・・・。
P3+の上には加工されてないBUF634Uが25個、P3+の皮を被ったP3改には五重塔が3基で15個、SR-71A改にも4個使っているので合計は・・・ですね。
では詰まるところ、バッファーを積める機種に出来るだけ積めば音が良く鳴るのか?という事を考えれば自分の答えとしてはなかなか使い方が難しいのかなと言えます。五重塔はXin博士のアイデアと、日本的に五重塔がしっくり来るというだけw&ピュアでの物量投下を参考にw、出来る限りやっちゃえと言うのがそもそものスタートなんですが・・・。
濃密な音かつをクッキリさせたいならバッファーはスタックしていくべきだと思います。しかし積めば積むほどバッファーの音が乗ってしまうのでそこまですると乗る音に対して自分の好みが許容できるかどうかになると思います。五重塔三基バージョンを昨日の試聴会でも様々聴いて貰いましたが反応は様々ですしね。あとP3改とP3+ドノーマルでの五重塔の効果も結構違いが出て面白い所です。ではバッファーの音が乗るとはどういう事かというと、端的に言えば濃密になる分スピード感がある程度失われる感じがするということです。人によればもっさりしたとか眠いとまで感じる人も居るかも知れませんね。
実は昨日の試聴会で二種類のSM4を聴く事が出来ました。どちらもバッファーを数個スタックしたものでしたが、方やBUF634、方やHA-5002という構成でした。内部的に細かい違いまでは分かりませんがその二つを聴き比べる間ではHA-5002の構成の方が音が乗らず良いと思えました。機会があればP3系統にはHA-5002をスタックさせた構成も試してみたいところです。
あともう一つBW化するかどうかという部分には場合によれば私は否定的ですね。まあ電池の液漏れを経験したという事もありますが・・・。一時期はBW化も悪くないと思っていました。アタック感が半端なく上がるし、目の覚めると言えばそんな鳴りにもなってはくれます。ただし、無理して電流を流しているせいなのか音が暴れているようになるのと静かなところで聴いた場合音の余韻などで歪んだりしているのが分かってしまいます。電車の中とかで大味に聴くには全く問題無いんですが、気にしちゃうと結構気になるのがBW化の善し悪しかなあと思います。もちろん回路的にその部分も考えられている機種であれば電池の持ち度外視で楽しめますが、P3系統で使う場合はマイナス要因の方が多いかなあと考えます。

という感じでいくつかメモとして残しておきました。
ちなみに昨日の試聴会での写真が全くないのは、PHPAなど持って行くモノが結構多かったのでカメラを持って行くのを怠けたからでしたorz