X-05雑感 その2

さてX-05の音質的な雑感を書いていこうと思います。
基本的な環境は今までと変わってないので特になし。今のところクロックジェネレータも無く素のX-05という状態です。プリアンプとの接続はXLRで行います。RCAも備えていますが、JeffのアンプがXLRを尊重しているため接続もそれに従っています。

・デジタルフィルターの違い
CD再生ではWide、NarrowのフィルターをSACD再生ではNormalとDirectのフィルターを備えています。ぶっちゃけSACDの二つのフィルターの差は分かりませんでしたorz
CD再生における二つのフィルターは文字が表すようにWideでは響き重視、Narrowはシャープさを重視してような感じです。まあこれは聴く曲種や好みで変えたりすると良いですが私は基本的にNarrow固定で使っています。

・ゲインが低め
DAC64MK2の出力と比べるとボリュームで10ほどの差があります。切り替え時に注意が必要です。

・実際の音は
S/N比が充分高く、VRDSのお陰で定位がカッチリしています。音調がスピーカーと合っているようでバランスがとても良いように聴こえます。シーラスロジックのDAC故、スッキリ感が人によっては物足りないと思う場合が多いかと予想します。その分ごちゃごちゃした鳴り方は皆無なのでストレートに音を楽しみたいと思うなら選択肢として悪くは無いと思います。もっと分厚い、もしくは攻撃的な音を求めると言うのであればDACを外付けのもので用意すると音調の違いが楽しめるでしょう。実際私もCD再生においてはX-05単体とDAC64MK2出しとで楽しんでいます。