IE8 WAGNUSリケーブル


α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

年末の忙しい時期にIE8のリケーブルを一つオーダーしていました。なんとか去年内に完成させて頂きIE8と共に使っていましたがそろそろかな?と言うことで書いておきます。
あゆた屋さん製、WAGNUSフラグシップワイヤー使用のリケーブルです。
氏は音質を考慮し線材を様々チョイスされていますが、それと同じくらいに考えているのがケーブルの取り回し。前回オーダーしたケーブルに比べると硬いですが、個人的にはギリギリ許容できるレベルです。やりとりの中で音質と取り回しで葛藤があるような感じでしたが、今回はベストな着地点だったのでは?と思います。
試聴環境は以下

S:Flo2->SC-4 Csutom mini-mini->SR-71A改->あゆた屋旧ケーブル or WAGNUS ->IE8

となります。
まず分かりやすいのは前回少し違和感のあった上の方で鳴る定位の戻りと低域の締まり具合。旧ケーブルではマスクギリギリで曲によれば野暮ったさが出ていましたがそれもなくほりが深くきっちりと音を出してくれています。メリハリも良く、デフォルトのケーブルから交換される方ならその違いをすぐ実感出来ると思います。今回も音色がからっとして居ますのでこの部分が少し好みが分かれるかな?とは思いますが、個人的には問題はありません。旧ケーブルでもかなりの変化がありましたが、このWAGNUSの実力にも驚かされ性能の限界を引き出しているような気がして年末からIE8の常用ケーブルになっています。
入手性の困難や制作コストから、万人にはオススメ出来ませんがIE8ユーザーなら一度は試して欲しい一品だと言えます。実はその後試作用にもう一セット、ケーブルを頂いたんですがこれがWAGNU同様かなり良い感じに仕上げられたモノなので機会があれば追って書いて行こうと思います。