Albireo β Cygni ロールアウト

ついにこの日がやってきました。

待ちに待ったアルビレオことAlbireo β Cygniがついに昨日届きました。β版を試用してから約4ヶ月掛かりましたが、その完成度は高くフロントとリアの分厚いアルミ板も良好です。基盤には写真では見にくくて申し訳無いですが電池の向きがプリントされています。説明書も付属しています。

先に述べておきますが現在手元にリ端子されたE8やES10はありません。訳あって海を渡っているので聴きたい人は他にもアルビレオオーナーでE8やHD25等のリ端子しているユーザーがおられるのでその方達にコンタクトを取ってみて下さい。

ではアンプだけで何もポータブルBTL駆動出来るものが無いのか?と言えばこれがあります。

全てα900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

リ端子されたIE8改となります。厳密にはIE8のデフォルトケーブルはY字分岐より下が3線になっているために、イヤホン側はそのままで分岐より下側がバランスに対応させるために4線にした半リケーブルのものとなっています。
実の所、イヤホンにBTL駆動は期待していませんでしたが分離の向上は明かで左右で混ざる部分もある音の動きがほぼ無くなるというのはかなり評価出来ます。個人的に猫も杓子もバランス化するのは反対ですがIE8に至ってはするべきだと言えます。イヤホンでここまで変わるのならデメリット(保証が無くなるとか)を引いてもプラスの要素が余裕で上回るのは確かです。そのためフットプリント的にあまりサイズが変わらないArrowはいらない子になってしまいました・・・orz

RSAのプロテクターは違う端子だし、他にもいくつかの端子や接続方法が林立してしまう可能性がありますが、私はこの6ピンの接続方法を支持したいと思います。既にピンアサインなどはoort-cloudさんのページに公開されいるので興味のある人は覗いてみると良いでしょう。
http://www.oort-cloud.net/article/142944809.html
またそれと同調してばぢるさんだけでなく、あゆた屋さん等もリケーブルでこの端子に対応してリケーブルも可能なようにお願いして、出来るようになりましたので興味のある方はそちらも覗いてみると良いでしょう。

ともあれついに完成したAlbireo β Cygni。プロトタイプを目にしたときはただのネタかと思ったアンプでしたが長い研鑽を経て、こうして人々の手に渡る事になったのは喜ばしいことです。一重にoort-cloudのUKさんの頑張りがあったおかげですが、これからも色々と私達の無理難題を聞いて貰えればと思いますw