BRAINSTORM DCD-8を使いこなすその2

ということでいきなりですが、Rbクロックを導入しましたw。
まあ単純にクロックジェネレータをマスターで満足するには早く、既に変わるのは分かっているので10MHzも入れちゃおうYO!と言うノリです。スイマセン。
で用意しなければいけないのは、10MHzを発振できる装置です。ルビジウムセシウムGPS等がありますがオーディオ用や業務用は流石に高い。そこで今回利用したのはヤフオク。筐体を起こしてRbユニットは中古を使うので激安で手に入るのが良いところ。
実はDCD-8の手配と同時にRbクロックも手配したのですが、オーダーから作るようなので完成までに時間は掛かりました。しかし、対応も丁寧で出来上がった筐体もしっかりしたものでこれでこの値段ならお買い得だなあという感じです。Rbユニットは今回DATUM LPROの最後期版を使用しています。
あと用意するのは50Ωのケーブル。これは某氏に何が良いか教えを請い自分で作りましたwまあほとんどくっつけるだけで端子は良いので。
Rbクロックはただ電源を入れるだけ。投入後すぐ起動するわけではなく、使えるようになるまでは数分かかり発熱もします。アルミ筐体と後ろには穴が空いてますが念のためラックの上に置く方が安心かも知れません。
DCD-8のワードインは基本的に75Ωですが50Ωの同期でも全く問題無くDCD-8側ではなんの苦労もなく繋げれば10.00MHzと認識してくれます。また出力も問題無く176400Hzで出力し、X-05でも認識してくれました。
と言う具合に75Ωの口に50Ω出力が大丈夫か?という懸念がありましたが、他のジェネレータでもそうだしまあなんとかなるだろうと思っていたらアッサリ今回も繋がってしまいましたw。

さてでは音の変化はというと参りましたの一言に尽きます。よく奥行きが出るとか音の広がりが良くなるとか言いますが、結局それはクロックを入れる事で滲みやよどみが無くなりよりストレートに音が出せている状態を作り出せるのだと言えます。X-05でCDやSACDを聴くだけでその違いは明確に分かるし、もうクロック無しで自分のシステムの音を聴こうとは思いません。今回は諸々(BRAINSTORM DCD-8、Rbクロック、75、50Ωケーブル)で諭吉さんが30枚ほど掛からずに用意出来ます。それが高いか安いかは各個人に任せますが、個人的には安いと言えます。
クロックはその電源や信号ケーブルでかなり音が変わるともよく言われるので今後は細かく追い込んでいくつもりですが、現状かなり満足度の高い位置にあるなという感じです。ただ、頭が痛いのはこのために電源ケーブルが二本増え、シンクケーブルも二本使ってますからラックがかなりごちゃごちゃしてしまったこと。出来ればもう一台欲しいところですが、スペース的には無理でこれ以上機器は現状増えやせないという・・・。

α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro
適当ですが分かりやすいように三段重ねにしてみました。