Macオーディオプレイヤーソフトの高音質化アプローチあれこれ-その2

アップサンプリングといえば例えばCD音源44.1kHzのものを88.2kHzや176.4kHzに変換して音を良くしようというアプローチです。個人的な意見を言えば、トランスポート側で44.1kを176.4k等にアップサンプリングするよりDAC側で行った方が効果はあるようには思いますが、音を変える手段としてはスタンダードなものの一つですね。
今まではMacOSXのオーディオレイヤーであったCoreAudioを用いてアップサンプリングを行う事が常套手段でしたが、CoreAudioを出来るだけバイパスして再生するプレイヤーソフトが増えてきたためこのSRC部分を独自に行うソフトも出現してきました。
AudirvanaやFideliaがそうですね。面白い事にきちんとCoreAudioの設定も選べるようになっていてその差を自分で確認する事が出来ます。DACとの構成によってはあまり意味をなさないかもしれませんが、自分の音の好みを詰める上でもこういう選択肢は多いにこしたことは無いでしょう。
ただし、Audirvanaなんかはかなりリソースを食うので非力なマシンで44.1kHzのファイルを176.4kHz等にアップサンプリングした場合にまともにに再生が出来なくなるので注意が必要になります。