SR-71A改 雑感


α900+SAL100M28 100mm F2.8 Macro

さて6月末がもう7月で未だEdition8の入荷連絡は無し。まあタイムロードへの納入が遅れているようですね・・・。もうしばらく待ちましょう。
ただ待っていても仕方が無いし、二代目IE8もエージングが進み本調子が見えてきたのでSR-71A改について少々書いておこうと思います。ゲイン切り替えもあり71A改をE8専用機にあてがう予定ではありますがマッチングが楽しみです。
そもそも初版71Aがまだ手に入る頃に何度か聴く機会がありましたがイマイチ好みではないので見送ったんですが、再版版はまあ違いがあるのかどうか見たくて買ったのがそもそもの始まりですね。結果ほとんど違いが分からないでしたねorz
まあそれで良いんですがそれではすぐ手放す事にしかならいのでどうしようかなあと思案していたら、ちょうどコテさんが改造案を提案していたのでオファーしてみましたw。結果、快く引き受けて頂き今に至るという感じです。
基本的に私が口出ししても意味がないので全てお任せで良いですよとしておきましたが、P3改からの好みからオペアンプはOPA827、コンデンサニチコンのFWをベースにチューニングして貰いました。音質音調部分の改造だけでなく、電池の分圧支持部分にも改造が加えらています。

さてノーマルとの違いはと言えば、まあ既に聴いた人は一聴して分かる変化だと思いますよ。低音がまず出るようになったし、高音は滑らかに鳴っています。かなりドンとドラムは鳴るし、かといってシャリ付かずその滑らかさが心地よいです。まあこの辺はFWが効いている感じですね。解像度もOPA827にしたことにより上がり、埋もれる感じがありませんし、左右の広がりは変わりませんが前後の空間が広がります。中高音が若干膨らみがちですが、騒がしくならずボーカルが心地よく聴けボーカルものにはかなり相性が良いですね。
一番ぴったり来るのがJAZZですか。アルトサックスなどがかなりエロく化けるんですよね。微妙な付帯音がいい響きに聞こえてしまうんだと思います。そのためクッキリスッキリカリカリではありません。まあここら辺はP3改でバッファーの構成を変えれば棲み分けができるので面白い所です。
自分好みに充分変化してくれた71A改なんで参考に聴いてみたいという方がいればどうぞです。この音が好みでなくても改造によって確実に音が変わっていることは実感出来るので、後はコンデンサ等調整すれば自分の好みに充分振れるでしょう。